201510の記事一覧

10/31

病室のベッドの上で、仰向けに寝ころびながら、毎朝お医者さんとお話し。
お医者さんが、僕の膝を持ち上げ、膝を曲げた。
下半身だけ体育座りになった感じ。
僕は、曲がった膝を、できるだけ維持しようと頑張った。

「その膝を曲げた状態で維持できなければ、もう、歩くことは難しいと言われています。」

ほっとした朝だった。

数日後、同じテストを先生がやったとき、僕の足は、膝を曲げたままの姿勢を維持することができなくなっていた。
ストン と音を立てて足が別途に着地をした。
そこにいた先生、家族は、沈黙をするしかなかった。



僕が患っていたのは、ギランバレー症候群という、難病かつ珍しい病気。
免疫システムが、風邪菌等をやっつけても、まだ仕事を止めず、自分の体の運動神経を攻撃、破壊し始める病気。
段階に至っては、呼吸が止まってしまい、人工呼吸器を入れる人もいます。

僕は、最初の1週間で立てなくなり、2週間目には起き上がれなくなる。
顔がマヒし、顔の筋肉がピクリとも動かないので、笑うこともできなくなる。
食道の動きがマヒすると、食事がのどに詰まり、窒息死してしまうため、食事はできず、点滴のみ。
3週間目には、手も動かなくなり始め、焦点も定まらなくなった。
携帯電話のボタンが、こんなにも押しにくく、こんなにも固いものだったとは、想像もしていなかった。
しかし、目を凝らしても、ぼんやりとしか見えない視界のおかげで、携帯電話はどの道使うことは不可能だった。
心拍数は終始180前後、息苦しさは日を追うごとに悪化した。

ぼんやりした視界の中で、病室の窓を見つめ
「飛び降りれたら、どんだけ楽だろう・・・。」と思ったこともあった。
しかし、窓から飛び降りるどころか、ベッドから降りることすらその時の僕にはできなかった。

この病気は、本当に奇妙な病気で、悪化するときは日に日に悪化するのですが、ピークを越えると、よくなり続けるんです。
だから、すべてのギランバレー患者は、その日が来ると希望を込めて、毎日を必死に生きる。

入院し始めた時、携帯電話でずっと「ギランバレー症候群」と検索し続け、何かポジティブな記事はないかとひたすらブログや記事を読み続けた。
そこで得た知識によると、この病気のピークはだいたい発症から2週間後までには来るらしい。

しかし、僕のピークは発症してから30日後だった。
倍以上、しかも、2週間を過ぎたあたりからは「いつ治るんだよ!」って毎朝イライラしていました。
気持ちを前に向けるのが、至極困難でした。

顔がマヒした日に、嫁と当時0歳だった娘がお見舞いに来た。
しかし、娘が僕を認識しない。
筋肉が動いていないと、顔が垂れ下がってしまう。
その顔を眉をひそめながら、じっと見つめる娘。
ひたすら笑顔を作ろうとするが、顔がいうことを聞いてくれない、表情が作れない。
父親として、だっこどころか、笑顔すら作ってあげられない。
悔しさ、寂しさ、悲しさ、ふがいなさ・・・あふれる涙をタオルで抑えるも、目が閉じないので、タオルが直接眼球に当たり、その痛みでまた涙が出る。


入院4週間後。
左手の中指と薬指が、何とかピクッとは動かせたが、それ以外にできる動きは何もなし。
息苦しく、発することができる言葉もせいぜい二言が限界だった。
唯一取ることが許されていた「氷」と、流れる汗を拭いてほしいという意思表示の「汗」。
これ以外は、何もいう気力すらなかった。

最後の1週間は、ろくに寝ることすらできなかった。
寝てしまうと、息が止まってしまい、窒息状態で目が覚める。
汗がたまっても、自分で拭うこともできず、寒くても布団の下に手を入れる力すらない、寝ることすら許されない。

地獄以外の何物でもなかった。
1か月で16kg痩せた。

入院31日目の朝、左手が無意識に動き始めた。
それを見た嫁さんと、二人で涙した。
ピークを越えた日だった。

痩せこけた体。
骨の形がわかる手足。
筋肉は全部なくなってた。

でも、その代わり、まるで新しい体を手に入れたかのような、そんな感覚があった。
ピークまでは、毎日体のどこかが動かなくなったけど、ピークを過ぎてからは、みるみる動くようになる体に興奮すら感じた。

その数日後には、起き上がることができるようになった。
しかし、今で寝たきりだったので、体幹の筋肉が弱り切っていて、5分と座っていられなかった。
座っていると、内臓が重力に引っ張られ、痛みを感じた。

1週間後、リハビリ室で、理学療法士の先生に支えてもらえながら歩き始めた。
峠を越えてから1か月後、退院。
しかし、そこから数か月は、走ることは許可されなかった。
朝1時間、午後1時間、必死にリハビリを続けた。


それから4年が経ちました。
2011年の5月に発症し、7月に退院し、12月に、何とかNZに引っ越し、今に至ります。
病気をする前までは、骨や関節は丈夫だったのですが、あの病気以降、強くボールを投げると肩が痛くなったり、長い距離を走ると、膝が痛くなったりしました。
筋肉は簡単に発達させられるけど、関節や骨は、鍛えるのに時間がかかる。

ここのところで、運動のためと思い、走り始めたころは8kmで膝が痛くて動けなくなりました。
それがたぶん3月か4月ごろだったと思う。
いろんなことを試みて、やっと痛みなく長い距離が走れるようになってきました。

そして、明日、オークランドマラソンに出ます。
フルマラソンです。

ギランバレーになった人、なっている人に「こんなに元気に走れるようになった元ギランバレー患者もいる」と証明したい。
あの時、僕が病室で、この記事を読んだとしたら、きっと勇気づけられたと思う。
前を向き続けることができるようになったと思う。

明日、何とか完走して、もう一度ブログをアップしたいと思います。


では。



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10/25

今週末は、レイバーズホリデーで、3連休。
ホリデー二日目の早朝にラグビーワールドカップのオールブラックスの試合があるため、もちろん近所は眠らず試合までどんちゃん騒ぎしてるわけなんです(笑)
これも文化ですね(^^)

そのあと、6時からランニングするし、うるさくても僕は気にならないので、そんなのんきなこと言っていられるのですが。

さて、タイトルにあるIELTSなんですが、昨日、受けてきました。
記憶が鮮明な今のうち、内容を書いてみると。
リスニングは
・普通のホリデーパークかなんかの申し込み
・生徒の企業の取材を議題にした研究について
あとは忘れました・・・。
最初の簡単なパートの中の1を問聞き逃した。
そして、最後から数えて2問目に当たる問題も聞き逃し、2問は間違い決定。
あと、あやふやなのが3〜5問ってところですかね。
予想としては、
6.5〜7.5といったところ。

リーディングは
・「Dolls人形の歴史」的な内容
・「work and stress」的な内容
・「Tuatara and extinction」的な内容
始めの文章では、1問あやふやな答えを書いた記憶があります。2つ目の文章の答えには、3つは少なくともあやふやな感覚で答えた。
最後の文章に対する問題は、最初の5問はしっかり読んで答えたが、最後の9問は、たぶん間違ってるんじゃないかな(涙)
時間が切れてしまった。
それから推測すると、27点から31点。
最後のささっと書いた9問のうち、4問はYES/NO/NOT GIVENなので、これは1/3の確率で正解する。
その他の5問は穴埋めで言葉を選ぶやつなので、ほぼほぼ不正解かと。
あて感が全部あってたら7.0に届くかも(笑)


Writing
・Part 1
bar chart
イタリア、ポルトガル、UK,USの4か国での、道路にかけた政府の予算のパーセンテージの比較。
年度は1995、2000、2005、2010年。
ヨーロッパの国は、道路にかける予算のパーセンテージが下がる傾向にあった。

・Part 2
Students can search information online, so libraries are no longer needed.
Do you agree or desagree?

といった感じでしたね。
part1はいつも通りに書いたけど、あんまりいい出来ではないのかもしれない。
正直わかりません。
Part2は、最初なかなかいい出来だったのですが、残り8分のところで書きあがってしまい、文字数をざっと数えてみたところ、あと40文字ぐらい足りないことに気付き、最後に付け足した分が、かなり焦って書いたので、稚拙になってしまった。
正直よくできているかどうかは不明である。
使った文法、語彙は自信があるが、最後の付け足しで一貫性に少しブレが出たんじゃないかと・・・。

あ、そうそう、今回初めて気づいたのか、それとも今回からなのかわからないのですが
「用意していたフレーズを記憶しそのまま書いたりすると減点対象になります。オリジナルの文を書きましょう。」と。

スピーキングは
あなたの仕事は?
仕事をしていて、あなたは働いている環境にいる人と、
議論で、意見が異なったとき、あなたは何を感じますか?等

緊張して、恐ろしいスピードでしゃべりまくってしっまったが、実際ポイントをとらえていたかは不明(笑)
ただ「俺ってこんなに速くしゃべれるんだ」って思いました。
そのぐらいベラベラしゃべってしまいました・・・得点は予想不可能です。


11月6日に結果が出ます。


いい結果が出ますように!

それでは。


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