06/16

自分が子供の時、よく「海外での留学経験がある人は、考えていることが普通の日本人より一歩先へ行っている」と大人が言っていました。
確かに、自分が海外に出てわかるけど、日本ではない苦労があったりする。
でも、その一番の要因は「違い」を知ることなんじゃないかと思う。
海外に出てみないと日本の本当の特徴は捉えることができない。
日本の長所を見つけるのが難しい。
また、一つの視点しか持たないで物事を見ると、改善点を発見することも難しい。
きっとその違いを知っている人とそうでない人の差を、僕が子供の時の周りの大人は表現していたんだろうなぁ、って思う。

公務員として先生をしていると、原則6年に一回は異動になる。
僕は、これってすごくいい制度だと思っています。
先生方が「違い」を知ることができるからなんです。

僕の教育者としての出発地点は、家庭教師でした。
なかなか子供をやる気にさせるのが難しい、でも、いろいろ工夫して、少しずつ少しずつ勉強させて。
自分のおこずかいで、参考書を買って、自分のお小遣いで、生徒の家までの道のりにあるコンビニのコピー機で教材をコピーして。
今も昔も、生徒の心が前に向いてくれるのなら、投資は惜しまなかった。
この経験が今にすごく生きている。

大学卒業直後、NZでワーホリで一年間過ごした時は、現地の高校でボランティアで日本語講師をしたり、小学校の1つのクラスを借り切って、日本の文化を伝える授業をしたりした。

日本に戻り、最初に教員として働き始めたのは、香川県のとある中学校。
産休代替としての勤務だった。
自分が育った、福島や東京都は全く風土が違い、方言も違うため、新鮮で、すごく勉強になった。
そこから3年間、毎年違う学校で働かせてもらい、本当にたくさんの素敵な先生方と仕事ができた。
その先生方から、たくさん仕事や考え方を学んだ。


東京で採用になり、練馬区で働き始めても、またたくさん学ぶことがあった。
学校が違えば、ルールも変わる。
県が違えば、その違いはもっと大きい。
東京でも素敵な先生方との出会い、規模の小さい学校だったので、校長先生や副校長先生の仕事を間近で見ることができ、また、その当時の管理職の方々は、すごく仕事ができる人たちだったので、ことあるごとにどう対応しているのかチェックしていた(笑)
震災の時の2人の対応は、本当にすごいと思った。
頭の切れる人たちは、こういう世界的にもまれで超異常なパニックの中でも冷静なんですよね。
地震で急に発生した鬼のような仕事量を、冷静にこなしていた姿は、すごく印象的でした。

また、一つの学校に3年間務めたことは、僕にとってすごく学びだった。

そして、NZに移り住んでからは、日本語補習校で数学を教え始めた。
純粋に数学を教えるだけの立場に立ったことがあまりなかったので、数学の教科指導に熱中出来て楽しかった。
日本とNZに住む日本人の違いをここで学ぶことができた。
先生方のまじめな姿勢に感動。
また、日本政府からの援助を受けているとはいえ、運営はしっかりしないと大変なことになる。
そういった面で、マネージメントをする校長先生の分析力や判断、行動力を学んだ。


そして今、NZの現地の学校で補助教員として働いている。
日本とNZの教育の違いはたくさんある。
ここに書こうとすると、長くなりすぎるので全部は書けない。
というか、実は、長々とその違いについて、1時間かけて書きましたが、長すぎてくどくなり削除しました(笑)

なので、日本ではありえないだろう先生方が独自に設けるユニークなルールを一つ紹介したい。
ある先生は、文房具を生徒に貸すと、返すのを忘れてしまう生徒が多いので
「One shoe per one item」というルールを作って、消しゴムを借りたければ、靴を片方おいていきなさい。
使用後、消しゴムを返してくれれば、その靴を返します。
という、絶対返すのを忘れないルール。
かなり斬新で個人的に気に入っています(笑)

違いだけでなく、共通点もたくさんあります。
決定的に同じ点は、先生方は、どの地方でもどの国でも、心の底は優しい人ばかり。
よく言えばすごくいい人だし、悪く言えばお人よし。
そんな先生方、僕は好きです。

ということで、この違いや共通する点を体験することで、自分は多くを学んでいる。
自分は本当に貴重な体験をさせてもらっているんだなって、毎日思っています。

自分のこの体験をもとに、課題や面白い論点を見つけレポートを書きためようかと思っています。
きっと僕のこの体験が、次の世代に生かされると最近強く思うので。
そして、ここに宣言しておけば、自分はやらざるを得ないので。
やりたくないことは公言しないと。

あ、ここでもう一つ宣言しておきます。
マラソンの前日まで毎日プランクします!

長々と、僕の宣言のために付き合ってくれてありがとうございました(笑)
では!


ブログランキング

↓もし、よろしかったら、押して行ってください。
お願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ

にほんブログ村のニュージーランド情報ランキング。

2 Comments

  • Name:真逆
  • 私は日本で職場を何度も変えたので一つのところに留まっているよりもいくつか経験したほうが絶対にプラスになると思ってます。一つのところだと知識、経験共にに偏ってしまいますし。
    あとは日本をでて日本の良さを再認識しましたね。ま、ただ夏に居られないとこの前帰ってよく理解しました。
  • 2016/06/17 16:17 | URL 
  • Name:leader
  • 結局、いろんなところを渡り歩いた方が、幅が出るんですよね。
    日本の場合は、ここって決めて、ずっと同じところに居ることが正解っぽい感じがありますが、そのあたり、大きな間違いだと思うんです。
    ・・・日本の夏は、もう4年半体感していないので、日本で僕は生きて行けるか不安です。
  • 2016/06/19 19:55 | URL 

Leave a Comment


Trackback

http://kaigaiikumen.blog.fc2.com/tb.php/362-b93877ac

プロフィール

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

☆☆☆カウンター☆☆☆

アクセスランキング

リンク

ブロとも申請フォーム