相性。

カテゴリ:教育

07/17

「相性」って、本当に有用性の高い言葉だなぁ、って英語をしゃべっていると思います。
英語には、相性と100%合致するような言葉がなく、いつも言葉に詰まったりします。

数学には相性が悪い人。
僕みたいに、リーディングに相性が悪い人。
そりが合わない人と人を相性が悪いとも使えるし、味噌と乳製品が意外と相性がよかったり。

非常に使い勝手がよく、さらに意味が深い。
むしろ英語に相性ってそのまま取り入れたいぐらい。

生徒たちを見ていると、相性の良し悪しが一人ひとり違うのがよく分かる。
それは、生徒指導だけでなく、学習面においても「この先生、みんな分かりにくいって言うけど、私はこの先生の授業分かりやすいと思う」という生徒がいる。
僕も、生徒の性質に合わせて、相性がいい学習方法を選んであげたりする。

教育者として再び現地の学校で働き始めて、この「相性」ってのが、人間の人生の中でいかに重要かと言うのを気づかされる。

日本で評価されなくても、海外では評価される人たちってたくさんいますよね。
相性なんですよね。

日本は特に、異常なほどの大人数を効率よく評価できる仕組みができているので、その仕組みにそぐわない人間は、その地点で「優秀」ではなくなってしまうわけなんですよね。

今でも覚えているのですが、中学時代の受験シーズンに、ある同級生から「どこの学校滑り止めにするの?」って聞かれたので「○○高校だよ」って答えたら、そいつはニヤニヤ笑いながら「バカは全部○○だね」って言って笑い声を上げました。
もちろんそれから彼とは一度も口を利いていません。
その男は、先生の前ではまじめぶるタイプだったから、内申もそれなりによかったんだろう。
数字だけ見たら、彼のほうが僕よりも「優秀」だったのだろう。

内申点、入学試験だけで図れる能力は限られている。
だからこそ、優秀だからと言って、自分より数字が劣る人間をバカにしていい理由にはならない。
偏差値の低い高校を滑り止めにすることよりも、人の進路を聞いて馬鹿にして笑う行為のほうが、世界的に見たらどれだけ愚かなことかということも、この受験システムでは教えることが出来ないんですよね。
まぁ、これも20年前のことですから、今は少し違う状況かもしれませんが。

何が言いたいかというと、日本で一生懸命勉強しても芽が出なかったりしても、凹まず視野を広げて努力し続けてほしいということです。
日本は素敵な国で、偉大な国。
僕は日本が大好きですし、決して日本を否定しているわけではない。日本でも教員をしていたから、日本の教育システムがどれだけ優れたものなのかも分かっている。
しかし、受験でうまくいかなくとも成功した人がたくさんいるも事実。
だから、勉強しても結果が出ない時は、ただ単に日本の評価の仕方との相性が悪いだけなのかもしれない。
うまくいっていない時こそ「もしかしたら、この先自分に合った環境が待っているかもしれない」と考え、努力を継続してほしいです。

「自分はバカなんだ」と決め付けることだけはやめてほしい。
ただ相性が悪いだけなのだから。

※これは、努力しても芽が出ない学生に向けたメッセージで、努力をしないでうまく出来ないってぼやいている人向けのメッセージではありません。


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