01/23

1月のホリデープログラムが今日終了しました。

NZdaisukiなどで、ホームステイを企画したり、物の売買はしてきましたが、実際自分が糧とする分野での企画運営は生まれて初めてでした。
もちろん、学校に勤めていた時は、学校行事の企画運営はしていましたが、ゼロから自分で考えて立ち上げ、生徒の募集から日程の決定、料金設定、税金の申告処理や保護者生徒連絡、教材をそろえたり・・・割とやることがたくさん。
もちろん、売りである自分の指導力にも磨きをかけないと、持続してプログラムを開くことが不可能。一番の要がそこなので。

実はこのプログラム、ずいぶん昔からやりたいとは思っていた。しかし、どうしても最後の一押しができないでいたんです。
自分で何でもまっさらな状態からやり始めるのって、度胸がいるんですよね。
評判が悪かったらどうする?生徒が誰も来なかったらどうする?
税金ってどうやって払うの?
授業が満足いくものでなかったらどうする?
・・・なんて不安があり、なかなかできないでいました。
一番のネックは、やっぱり「どうやって生徒を集めるの?」というところでした。

日本では、教員として採用されて、そこには教えるべき生徒がいた。
NZに移住し、補習校でも、現地校でも、教壇に立つ頃には、自分が教える生徒はいつもいた。
そこにいる生徒が教わりたいと思っていようが、むしろ寝たいと思っていようが関係なく、みんながみんなわかるようになるまで教えてやろうと情熱をもってやってきたけど、それで生計を立てようなんて思ったことはなかった。

ましてや、お金を払って自分の授業を受けてくれる生徒を集めるという経験は皆無。

NZでは、わざわざホリデー返上で勉強する習慣はあんまりいないんです。
ホリデー中は休むのがあたりまえ。
そもそも、ホリデーってそのために用意されているわけでしょうから、当たり前っちゃ当たり前ですが。
だからこそ、ホリデープログラムを開講する際のハードルはとことん高いと僕はとらえている。
「たとえホリデー中でも、先生の授業を受けれるなら構わない!」と生徒が思ってくれる授業をすることがゴールになる。つまり、その辺の先生でもできるありふれた授業をするなら、生徒がいやいや親に押し付けられて行っている塾と変わりない。自由奔放に生きることが売りのNZでの子育てでそんなプログラムを組むんだとしたら、むしろやらない方がいい。
やるなら生徒がすごく楽しく学べて、かつ学力もしっかり付けられる授業にしたい。

学びたいと思ってきてくれる生徒。
子供のためになるならと思って、料金を支払ってくれる、また送り迎えをしてくれる保護者。

この熱い親子の期待を大きく上回る授業・指導をしたい!
その一心で今回プログラムに打ち込みました。

僕の授業が、どう生徒一人一人の心に残ったかは分からない。
でも、自分はすべての生徒の技能が確実に向上していることを確認できた。

その反面、反省点もたくさんあった。
生徒の実力差が2極化する分には授業を進めるうえでそこまで障害にはならないが、実力が3分割、4分割されてしまうと、待たせる時間が多くなってしまったりして、より効率よく授業を進めることができない。でも、常に生徒たちの実力を2極化までに押さえつけること自体が難しい。ということは、僕の技術の向上が必要ということになる。
また、高校の範囲を教える場合は、教えている経験値がほかの分野より劣るため、生徒がどのぐらい練習問題を解けば習得できるかなどの感覚が鈍い。
悔しいが、そこがまだまだだった。
さらに、メールで保護者とやり取りしたが、メールリストから送る必要がある親御さんのアドレスが漏れてしまっていたり、間違って違う人に送ってしまっていたり、またメールを送ったつもりで送れていなかったり、すっかり通知するのを忘れていたりなど、今まであまりやったことのない作業での失敗が目立った。
さらにはコンピューターが上手く動かず、教材作成が手書きになってしまった部分も・・・。

いい勉強になりました。

短期決戦なため、僕の数学に対する哲学を注入する時間はなかったけど、これから先、もし今回の12月と1月のホリデープログラムを受講してくれた生徒が、僕の授業をまた受けてくれるのであれば、少しずつそのあたりも小出しにしていきたいと思っている。

数学って、人生において、すっげぇ役に立つんだぜ!ってところ、もっと伝えたい。
そんな熱い自分がいることを再確認できた

本当に充実したプログラムだったので、現地校の先生として働き始めたとしても、このプログラムは続けていきます。
私のホリデープログラムに携わってくださった皆様、本当にありがとうございました!


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